江渡浩一郎
著『パターン、Wiki、XP』(技術評論社)
刊行記念トークセッション
を聞いてきました。
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2009-07-09 19:00-
@池袋ジュンク堂
以下@以下は自分の感想
●江渡
便利と思って追加した機能が実は悪い機能なことがある
wikiの本質を強化する機能
→wikiの本質とは?
よく見る典型的パーツを組み合わせる「デザインパターン」
ケントベックとカニンガムのデザインパターンのはじめの論文読んだ
おもしろい
今の「デザインパターン」と微妙に違う
XP
XPは理屈はわかるけど…責任の分解点が必要
XPは無理じゃないの感を持っていた
デザインパターンはXPにつながっている
パターンの2回目のトライがXP
XPの土台がwiki
wikiは土台であり、本質である
そしてアレグザンダー
はじめのころの主張
デザインするということ
YesかNoかで切り分けられるように分解すること
途中からの主張
自然都市と人工都市
利用者参加の建築
「無名の質」
形の科学
形を科学の対象にするのは難しい
科学の対象=再現可能なもの、制御可能なもの
wiki
パターンをいかに適用するかを考えている
コミュニケーションの土台
●トークセッション
トークセッションはソフトウェア開発にテーマを絞る
@以下、メモ少なくして聞き入ったので省略形
「サワダマンション」
クリーンコードの前書き コプリン
パターン XP リーン
×2周目かおまえら
○正しい方向へのアプローチ
パターンて名前を捨ててアジャイルじゃね
@テストじゃなくてBDDみたいなことだな
形がどうできるかの力
「インターネットが死ぬ日」
×つくろうとしてつくる
○できちゃった 内側から現れてきちゃった
デザインパターンは今まで見たことあるものに当てはめていくもの という印象になってしまっている
小さい すごく小さい
なんかいいかんじ えもいわれぬよさ
それが無名の質
「Nature of Order」
living
いきいき
どうやるとパタンランゲージかけるのかについては触れられなかった
でもそれをやんなくちゃ
15の属性で考えよう
背後にある力は何なのか
部品があってガチャンコすれば出来るんじゃないぞ
江渡
C++だとイテレータがないので「イテレータはこうすれば実現できるのである」
それをrubyではあたかも所与のように使える
これこそ構造保存変換である
修復の話
全体を見よ
ハッカーが自然に身につけたやり方を
普通の人が集団でそれを出来るようにする それがXP
generative
「wiki way」yomoyomo 絶版
@なんだこのセッションは…無限に本が買いたくなる
江渡
「エクストリームプログラミング」は「気付けよ!」みたいなことがあって
「アートオブ アジャイルデベロップメント」がXPの第3版であるって聞かされてなるほどってなった
アジャイルをはじめるには
角谷「あいさつして朝会やってふりかえりしろ」
おすすめの1冊
懸田「パターンランゲージによる住宅の建設」
●質疑応答
質問1
アレグザンダーの言ってることが変わったって言ってたけどアレグザンダーの考えが変わったの?
答え1
江渡
変わってない
周りの人の受け止め方が180度変わった
要求条件を満たす方法をずっと考えてた
実現する方法が違う
最初
中心となる設計者がいる コンピュータが助けになる
最後
建築を設計するのは利用者である
質問2
サワダマンションのどこに無名の質があるのか
答え2
角谷
wikiばなで聞け!
懸田
ちょっとずつ作ってる
1期2期3期
一部屋出来たら貸してたw
ちょっとずつ作って、リリースして、お金を回収して、次のサイクルへ
アジャイルじゃんこれ
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トーク
Keep
会場運営ありがとうございました
あっちこっち話が飛んでるのにブレなかった
Problem
3人が薦めてた本があとからだとわからなくなるものがある
Try
「それ買う」ボタンが座席についてて、薦めてた本をその場で買えるようにすれば
ジュンク堂がしやわせになれる(催眠商法みたいだがw)
じぶん
Keep
江渡サイン本をget
あがったテンションでそのまま本を読みきった
Problem
受身なところ
Try
今度は質問しよう